第31回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
1都3県への緊急事態宣言の発出や、群馬県内の「社会経済活動再開に向けたガイドライン」の警戒度が以前4を示しているため、群馬県内のラグビースクールやクラブも12月以降活動をストップしているところが多いですね。
各チームそれぞれの判断は慎重なものであり、尊重されるべきですのでチーム活動が1日でも早く再開されることをただただ願っております。
そんな中、アカデミーはチーム活動とは違ってラグビー特有の接触プレーやマスクを外さなければどうしようもない練習プログラムを元々しているわけではありませんので、マスクを着用して瞬間的ですらなるべく抑えたプログラムで運営しております。
この形が一つのモデルとして参考になるのであればどんどん発信していきたいと思います。
これはアカデミー生の協力や保護者の方のご理解あっての活動であることに改めて感謝申し上げます。
そしてアカデミー生はチームの活動が制限されているからこそW.K.S.Pアカデミーを存分に活用して、週1回ではございますが十分な運動の確保と1プレー1プレーをチャレンジする前向きな気持ちを育んで、チーム活動が再開したときに全力でチームのためにプレーができる準備をして下さい。
さてさて今日は日中が温かくて風も穏やかでしたね。
でも夜になると一気に気温も低くなりましたし、風も強くなりました。
気温の変化を敏感に感じて対応して毎日を元気に過ごしましょう!
では本日のレポートです。
■SAQリレー(タカレポート)
SAQの意味は以下の通りです。
S=スピード (前方への重心移動の速さ)
A=アジリティ (運動時に身体をコントロールする能力)
Q=クイックネス (刺激に反応し速く動きだす能力)
ラグビー選手にとってはSAQ能力が高いとプレーの幅も比例して広がります。
走る、ぶつかる、倒れる、立ち上がるの他にも複雑な動作が多くあり、スムーズな動きが出来るにはSAQがより大事になってきます。
成長過程の真ん中にある今の時期には伸ばしたい能力ですね!
そしてリレー形式なので、自分のためだけではなく仲間のためにもあるので、最後までやり切りましょう。
ワンチームだ!
■ チーム鬼ごっこ
カラーフープを4つの角にした四角形の辺を使い、5人がチームとなって1人の鬼から逃げるメニューです。
鬼はランダムに動けますが、逃げる5人は四角形の辺のみとなります。
ルールはカラーフープの中に入ってると鬼にタッチされません。
しかしカラーフープに入れるのは1人だけ。
逆に鬼はカラーフープに入っていない人を探してタッチを狙います。
角が4つ、すなわち5人に対してカラーフープは4つしかないのでどうしても1人はフープに入れません。
その状況でじゃあどうやって逃げましょうか??
鬼が来たらすぐにカラーフープに入れる準備。
でも自分だけ良ければ仲間がタッチされてしまう。
などなど仲間とどう連携すれば上手く逃げれるかを「予測」することがこのメニューの目的です。
鬼は鬼でどこを狙えば人が動くのか、を見極めて鬼なりの「予測」をしてみましょう!
■ボールゲーム(まっさんレポート)
特別ルールとしてスーパープレイヤーを各チームから1人選び、そのプレイヤーには2回タッチをしなくてはならないルールでボールゲームをしました。
スーパープレイヤー同士のタッチは1回でカウントされます。
スーパープレイヤーの特権は1人にタッチをされてもプレーは続くので、ディフェンスの裏に抜けることができることです。
スーパープレイヤーをどこにポジショニングをすれば有効に攻撃できるのかも作戦の一つですね!
また1人だけの力ではこの特別ルールを活かすことはできません。
そのほかのプレイヤーが活きるためにどうスーパープレイヤーを使うのかもこのボールゲームではポイントになりますね!
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
日時:2021年1月20日(水)
場所:前橋市営ラグビー場
小学生:17時30分〜18時30分
中学生:18時50分〜19時50分
※時間は施設の利用状況によって変わります。
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→SAQリレー
2 チーム鬼ごっこ
3 ボールゲーム&みやトレ
4 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE