第9回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
改めて9月も尾島公園グラウンドをお借りしての開催となりますこと、皆さんにはご理解頂くと共に快く貸し出してくださる市には感謝申し上げます。
アカデミー生達が伸び伸び楽しくラグビーができるのは多くの人の支えがあってというのは頭ではわかっていても振り返って再認識することも必要だと思います。
これはプレーの成長と共に自分一人でラグビーがうまくなったと思い込んで周りとの協調性が取れなくなってしまう事を防ぐ考えにもなりますので、足元を見つめ直す機会も定期的に行って参りたいと思います。
さて、今日はウォーミングアップで行う「みんなでパス」について。
1人1つカラーフープを持って4人1組で行う練習です。
4人で四角形を作って「せーの」の合図で持ってるカラーフープを左の人にパスをします。
つまり全員フープ持ってるので左にパスをすると右からパスがくるのでキャッチもしなければなりません。
全員落とさず成功したら次は右に1回。
成功したら左に2回右に2回。
さらに成功したら左に3回右に3回と回数が増えていくのですが、失敗のたびに左1回に戻ります。
ゴールはなく、とにかく全員のパスが何回繋がるのかをチャレンジしてもらいます。
ただしこれは成功が目的ではなく、成功のためにチームで工夫をするとことや、協力をすることを目的にしています。
成功させるための努力ですね。
その先にたくさん回数を重ねればより達成感が生まれますが、それは土台にチームとして協力できたと言う証が無いとその感情は生まれません。
もっと言うならば失敗しては工夫して、また失敗しては工夫しての背景があればあるほど達成感は増します。
またこのメニューは視野を広げるメニューにもなりますので、その後のチーム鬼ごっこやボール運びゲームの時にいろんな情報を目から取り込むのにはとても良いメニューです。
来週もメニューの繋がりを意識して楽しんでもらえればと思います。
アカデミーも9月に入りましてアカデミー太田クラスのみんなもアカデミーでの雰囲気や流れなんかも掴んで来ましたね。
中学生クラスでのちょっとした出来事なんですが上級生が下級生に対して「名前教えて」と。
何気ない一言かも知れませんし、いまさら?って思う人もいるかも知れませんが、その一言をなかなか言いたくても言えない年頃であるのは僕も経験してまして、でもその一言で「相手のことを知ろう」と言う前向きな気持ちがひしひしと伝わってめちゃくちゃ嬉しかったです。
これはある程度の時間をかけて生まれる一言であるのは過去5年アカデミーをやってきての感想です。
各クラスの雰囲気や色は我々コーチが作るのではなく、アカデミー生達です。
つまり主役はみんななので、限られた時間を自分と仲間で楽しんで欲しいと思います。
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→みんなでパス
→ダイナミックストレッチ
2 リアクション1 v 1
3 4列パスレース
4 チーム鬼ごっこ
5 ボール運びゲーム
6 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE