第8回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
太田クラスを開催している尾島公園グラウンドのセミはまだまだ元気で、セミの鳴き声で体感温度は5度くらい上がってる気がしますが、個人的には夏が大好きなのでもう少し夏の雰囲気を味わえること、セミに感謝しています!笑
日中、太田市付近ではいきなり空が暗くなってきて雷が鳴り出しました。
天気予報でも本日は夕方から夜にかけて不安定な天気であることもアナウンスされていましたので、雷が鳴った場合は練習中でも直ちに中断をして安全な場所への避難をする旨、皆さんに連絡させて頂きました。
今後もこの様な事態がいつ起きるかわかりませんので、引き続き安全に配慮した運営を心がけると共に、保護者の皆様や参加してくれるアカデミー生達の協力も大変心強いのでお願いしたいと思います。
さてさて本日のアカデミーでは先週に引き続き「リアクション(反応)」をテーマに全く同じドリルを行いました。
先週と同じということもあり何をやれば良いのか分かっている訳ですから先週よりも速いリアクションスピードを期待するのは当然ですよね??
でも小学生は少し気持ちがラグビーに向いてない場面が序盤にあったので、その姿勢に問いかけました。
気持ちが他所に向くのはコーチの責任でもあります。
コーチに気持ちが行かないアプローチや仕掛けが足りないってことですからね。
でも全員ではなく、ごく少数の生徒の気持ちが他所に向いていて、それを周りが気にし出したので全員がそっちの方向に流れないように序盤で問いかけました。
これもリアクションスピードの一つですね。笑
もちろんそのあとはしっかり集中してくれて一つ一つのドリルを楽しんではくれましたが、湿気も多く暑かったため思うようなテンポで出来なかったことは反省です。
今回はボールゲームについてのフィードバックをレポート致します。
ボールゲームのルールでは、ディフェンスにタッチされてから3秒以内にパスをするというルールでしたね。
もう少し具体的に言いますと、ボールキャリアはタッチされたら股の下にボールを置き、そのボールを2人目の選手がパスをするまでを3秒以内にしましょうというルールです。
3秒超えてしまうとターンオーバー。
つまりタッチされてからのリアクションスピードがそれぞれの役割で要求されるのですが「3秒以内にパスアウトするためにはどうすれば良いですか?」に対しほぼ全員が「2人目の選手が早く寄ってパスをする」という答えでした。
「さすがみんな、よく分かってるね!」と、思いつつ「でも2人目だけが問題?」とさらに質問を掘り下げますと「1人目の選手がまずタッチされたらすぐに股の下にボールを置く」「2人目の選手が誰にパスをすれば良いのかボールをもらう人を明確にする」といった時系列での回答が出てきましたね。
その通り。
いくら2人目の選手が早く到達してもそもそも捌くボールが無いと捌けません。
また、捌く準備が出来ているのに誰にパスをして良いか明確でないとパスが出来ずに3秒が経ってしまいますね。
必ずしも2人目だけが原因ではなく、むしろ1人目から2人目、そして3人目と時系列で考えることが感覚的に出来れば非常にコーチとして満足でした。
またそう言った想像力や創造力を生み出すことが先の将来に必ず役に立ちますので、ラグビーにおいてセオリーは時に役に立ちますが、同じくらいセオリーに縛られて可能性を引きだすことができないままというのも往々にありますから、引き続きアカデミーでは想像力と創造力を生み出すキッカケとなる仕掛けをしていきたいと思います。
【次回のW.K.S.Pアカデミー太田クラス】
日時:2020年9月3日(木)
場所:尾島公園グラウンド
小学生:17時10分〜18時20分
中学生:18時50分~20時00分
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→カラーフープケンケンパ
→ダイナミックストレッチ
2 リアクションジャッカル
3 リアクション鬼ごっこ(対面パス)
4 ミラーパスドリル
5 ボール回収ゲーム
6 ボールゲーム&タカトレ
7 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE