第37回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
新型コロナウイルスの影響力は増すばかりでして、政府からの要請で来週から学校を休校にすると言った判断にまで踏み込みましたね。
この判断に関しましてはもちろん賛否がございますし、何が正しいかなんて分かりません。
それぞれに必要な判断があると思いますので、周りの意見も大切にしながらも全てを鵜呑みにするのではなく、自分に合った方法を常に持っておけるような準備を心がけたいですね。
そんな中でのアカデミー開催となりましたが、今週と来週は短縮での開催とご連絡差し上げました。
しかし、来週は休校になる学校も多数あるようですので一旦お休みとさせて頂きます。
再来週以降につきましてはまた別途、ご連絡差し上げますので何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、本日のレポートです。
■アクセルアタック(レポート:まっさん)
先週同様のルールで本日も行いました。
このルールを導入した時に比べるとランスピードが格段にアップしました!
このドリルの特別ルールである1人にタッチをされてもプレーが継続されることが理解できている証拠ですね。
キーポイントである突破というのは、相手の裏に抜け出すことです。
目の前に相手がいるからといってペースダウンしてしまうとディフェンスがしやすくなり、2人にタッチをされてしまいます。
相手にタッチをされることがミスではなく、そのタッチのされ方によってはトライに結びつくことができます。
これはボールゲールや試合に置き換えても同じことが言えます。
タックルをされても1歩でも前進すればトライに近づきますし、相手も後ろに下がらなければなりません。
逆にペースダウンしてしまうと相手のタックルで後ろに下げられてしまう可能性もあります。
なので相手が前にいても突破するためにアクセルアタックを仕掛けましょう!
また、フォローも意識ができており、裏に抜け出したと同時にサポートプレイヤーも裏へ抜け出すようになっていました。
パスが通るコースに走り込むこと、そしてその意思を伝えるコミュニケーションが取ることがフォローとしての役割です。
諦めずにフォローする姿勢も見れたのでナイストライも多かったです!
■ハンドリング3 v 2,4 v 3(レポート:タカ)
皆さん、このドリルで「どのようにトライを取るかイメージできますか?」と問いかけると「イメージできる」と返答がありました。
頭の中ではイメージ出来ていてもいざプレーとなると難しいかもしれません。
いいんです。頭の中でイメージ出来ているのなら次はそのイメージにスキルが追いつくように練習しましょう。
そのために練習があるのですので!
アタックの方が数的有利ですので、はじめからスペースがあります。
スペースにボールを運ぶためには一人一人がストレートランを仕掛け、ディフェンスのプレッシャーがかかる中でホットパスを遂行する。
順目からアタックするため体が外に向くため流れがちなんですね。
アーリーキャッチでボール保持者に向けることで体は内側に向け、自然とストレートランができるようになります。
ちょっとした意識がそのあとの展開に及ぼすということが少し理解できたのではないでしょうか。
■ボールゲーム
先週同様、そしてまっさんドリルとタカドリルが融合されたボールゲームは、僕が担当していた小学生ですが有効的なアタックもたくさんあってダイナミックなシーンも見られました。
ここでいうダイナミックなプレーとは、ディフェンスの裏に抜けようとするランニングやディフェンスとの間合いギリギリで繋ぐホットパスのことです。
強引に遠くに飛ばすパスやただ流れてスペースを潰すランニングなどは、ダイナミックというよりは自分勝手なプレーですね。
何がチームに貢献できているのか、何が自分にとってチャレンジなのか、そして何が自分勝手なプレーなのか、その違いが分かっていれば嬉しいです。
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 ダイナミックストレッチ
2 ラグビースキル
→アクセルアタック
→ハンドリング3 v 2(小学生)、4 v 3(中学生)
3 ボールゲーム&タカトレ
4 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE