第23回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
熊谷クラスは3週間ぶりの開催となりましたね。
久しぶり皆さんに会えることを楽しみにしてました!
熊谷クラスもグッと気温が低くなりまして、終わった後のマーカーが凍ってたのに気づきましたか??
そんな中でもアカデミー生は半袖になって汗かいてるのですから尊敬します!
とはいえ寒さを感じるのは個人差がありますので、周りに合わすことなく自分に合った体調管理や防寒対策をお願い致します。
さらにボールも滑りやすくなりますので、ハンドリングも感覚が若干違ってくるかも知れませんから滑るボールに対してのハンドリングをたくさん経験しましょうね!
さて、本日のレポートです。
■鳥かごゲーム
練習の冒頭に行うには最適なドリルなのですが、何が最適かというとまずは楽しめることが要素として大きいですね。
何事も入りが大切なので、楽しい練習からスタートするとその後も楽しい雰囲気が継続されます。
でも楽しさとふざけ合うのは違って、ここを間違えるとその後もふざけ合って集中力の欠く雰囲気になりますから目的やルール、キーポイントを明確にする必要があります。
さらに最適な部分はボールをたくさん触ることが出来ますので、ラグビーに大切なハンドリングスキルの準備がたくさん行えますし、視野を広げる練習にもなります。
いろいろなことが獲得できるドリルですね!
■ミラーパスドリル
このドリルはアタックとディフェンス共にプレッシャーを誘って有利に進めるドリルですが、まだアカデミー生のレベルだとミスが起きてしまうと片方がガタガタになる傾向が見られます。
パニック状態に陥って時間内に修正が効きにくくなるということですね。
かと言ってミスをしないように慎重にゲームを展開すると相手がとても簡単な状況になるので、ドリルの質としては一気に下がります。
このギリギリの境目が難しいのですが、キーポイントであるHot passと身体スクエアにチャレンジしましょう。
■2 v 1(タカ)
2 v 2のような形から、2人のディフェンスのうち1人が前に出てきて、もう1人はコートアウトする2 v 1のドリルを行いました。
ディフェンスはランダムに出てきますので、きちんと前を見ないと突破が難しいドリルです。
単純に前を向けるだけでは前を見ることにはなりません。相手の立ち位置、相手の動き(まっすぐ走ってくるのか斜めから走ってくるのか)、どこにスペースがあるのか見ることで「前を見る」となります。
前にあるあらゆる情報を集め、その中から適切な判断を下せるように前を見ましょう。
▪️シチュエーションアタック(まっさん)
どんなシチュエーションでもその状況にあった判断を素早くする為のドリルです。
アタックディフェンスの人数をコーチが指定し、その状況にあった攻撃を仕掛けます。
ディフェンスの方が少ないシチュエーションを作っているので必ずどこかにスペースが生まれます。
そのスペースにボールを運ぶためにはどうすればよいでしょうか。
パスを選択するためには仲間がいないと成立しません。
ボールキャリア以外のプレイヤーが状況にあった判断をし、ボールキャリアに伝えることでその状況にあった攻撃をすることができチャンスが生まれます。
見たことを声に出して伝える。
シンプルですがまだまだ成長できるので自信を持って伝えていきましょう!
■ボールゲーム
寒くて結露の影響でボールが滑りやすくなっていた印象でしたが、時間が経つにつれてボールが滑るならばパスで攻略するのではなく、なるべくボールを持って前進してディフェンスを後退させるイメージが共有出来てましたね。
ボールゲームはどちらかというとアタック重視になりがち(たしかにアタック有利のルール)なのですが、本日はディフェンスの意識が高く、いつもならばトライを取ってるであろうシーンもディフェンスが粘ることが多かったですね。
非常に見応えのある攻防でした。
リハビリメンバーがサポートしてくれました!
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→鳥かごゲーム
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラーラン
3 ミラーパスドリル
4 2 v 1
5 シチュエーションアタック
6 ボールゲーム&体幹トレーニング
7 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE