第20回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.P アカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
いよいよ12日土曜日に台風19号がやってきます。
くれぐれもセーフティーファーストでお過ごし下さいね。
準備しすぎて損はないと思います。
これはラグビーにおいても同じことが言えます。
頭の中で起こりうるいろんな状況をシミュレーションするのも準備の一つですね。
同じような局面でもいろんなパターンが想定されるのがラグビーです。
そんな中、安定してパフォーマンスを発揮するために一番大切なのは基本スキルです。
全てのプレーの土台となりますからアカデミーではこの基本スキルを用いて状況判断が伴うドリルを行ってます。
改めて基本スキルの重要性を理解してプレーを楽しんで下さいね!
では本日のレポートです。
■ダイナミックストレッチ(レポート:まっさん)
アカデミーでは第1回目から欠かさず行っているウォーミングアップです!
どこを動かして、どう伸ばせばどの部分にストレッチがかかるかなど考えなくても体が覚えている事でしょう。
毎回行う動作によって、今日は疲れている、この筋肉が張っているなど自分の体と会話をしてベストパフォーマンスを出せるように心掛けましょう!
怪我をしない体づくりは体幹だけでなく、柔軟性や可動域を広げる事も重要です^ ^
慣れてくると形だけになってしまうストレッチなので、常にどこを伸ばしているかなど意識してチャレンジしましょう!
■クイックテンポ(レポート:タカ)
4列パスを2つ交差するようなドリルです。
これにボールは一定のタイミングでハーフから球出しされますので、速いテンポで回せるようにすることが肝心となります。
速いテンポで回すには?
「歩かない」
「戻りを早くする」
などありましたがここでは「ホットパス」「ストレートラン」をポイントとして見ました。
基礎スキルが出来てこそ、速いテンポで回せるようになります!
■クイックアタック(レポート:まっさん)
その名の通り、素早く攻撃をするドリルです。
2次攻撃までのセットを早くして相手のディフェンスラインが揃わない状況を作り出して攻撃するとチャンスが生まれます。
セットを早くするためには、ただ早く走るだけでなく、走るコースが重要です。
このドリルのポイントは「最短距離」です。
分かりやすく言えば、トラック競技でインコースかアウトコースはどちらが有利でしょうか、の問いにみんなはインコースと答えましたね!
グラウンドにはコースが無いので、どのコースが最短なのかをしっかり見極めて次の攻撃を素早く仕掛けましょう!
■3 v 3(レポート:タカ)
昨日の練習内容をうけ、コミュニケーションが消極的になったところがあったので、まず声を出すことをチャレンジしてもらいました。
自分の目の前を見て、スペースが有れば「空いてる!」
スペースが無ければ状況によっては「そのまま行け!」「左!(右)」とボールキャリアに伝えましょう。
ボールキャリアもサポートプレーヤーからの声があれば判断しやすくなります。
■ボールゲーム
昨日は時間が押してしまったために出来なかったのですが、本日は1分でも多くボールゲームをプレーしてもらえるようその前のドリルもまっさんとタカの二人がテンポよくコーチングしてくれました。
本日やったボールゲームの特別ルールはグラバーキックに対してのみ、前で待ってもいいというルールでしたね。
つまり360度のスペースを活用できるのでディフェンスも守る範囲がさらに広くなります。
オールを持っていない選手がスペースを作って、そのスペースにどうやってボールを運ぶのかを見ておりました。
グラバーキックを蹴りたい、ボールを持って走りたい、遠慮するからパスをする、といったプレーは原則に則っていません。
つまり攻撃の目的であるスコアするために正しい判断が状況に応じてできているかが重要です。
グラバーキックを蹴りたかったら仲間と協力してそういうシチュエーションを作ってください。
そのためのチームトークを活用してくださいね。
本日の熊谷クラスの練習メニューです
1 アクティブウォーミングアップ
→グラバーキック
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ジャンプダッシュ
3 ラグビースキル
→クイックテンポ
→クイックアタック
→3 v 3
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE