第16回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週は熊谷ラグビー場にて「日本代表対南アフリカ代表」のテストマッチが行われました。
一人でも多くのアカデミー生に現地で、もしくはテレビ観戦で応援してもらいたい想いが強かったためアカデミーはお休みとしました。(その分の振替日は10月10日を予定しております)
いよいよ来週からラグビーワールドカップが開幕します!
怒涛の44日間になることは間違いないですね。
アカデミーもワールドカップの熱に負けないくらい全力でプレーをして全力で楽しみましょうね!
さて、本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
中学生と小学生が一緒にプレーする熊谷クラスでは、たくさんのお手本があるのが良いですね。
特にウォーミングアップでは互いの動きを参考にする時間がたくさんありますので、いろんな人の動きや仕草、癖などを自分と比べてみるのも観察力が身について良いですよ。
仲間に関心を持つことは必ずプレーに活かされますので、良いことは真似をしていきましょう!
■タックルテクニック
練習の最後に行いました。
「低い姿勢」「3点(頬、肩、腕)の密着」をそれぞれ説明して理解をしてもらいました。
また、上記のポイントがGoodならばどれか2点の密着でBadも体験してもらいました。
やはり窮屈そうでしたね。
引き続きタックルを分解して指導して行きたいと思います。
■間合い2 v 1(レポート:タカ)
この練習は2 v 1で相手を引きつけ、空いたスペースに味方を走らせトライを取る形が理想形です。
細かく言いますと、相手を引きつけるためには相手との間合いを見極める必要があります。
相手から遠い位置で味方にパスをしてしまうとDFが流れてしまったり、かといって近すぎるとパスカットやタックルを受けてしまいます。
なので遠すぎず、近すぎず、ちょうどいいところ(間合い)で相手を引きつけ、パスするのがコツです。
そのためには「前を見る」そして「間合い」を意識するのがキーポイントですね!
相手DFの動きによって適切な間合いでパスできるようになるには一朝一夕では得られません。
失敗してもいいのでどんどんチャレンジして練習を積み重ねて行きましょう。
■カウンターアタック(レポート:まっさん)
ボールが後ろに転がったり、高く投げられた状態からアタックを仕掛けるドリルです。
イメージはカウンターアタックです。
素早く有効な2 v 1の状況にするために、キーポイントは「素早く戻る」「前を見る」になります。
ボールゲームや試合でもよく見られるシーンですね。
ボールよりも前でサポート選手が待っているとパスがもらえません。
すなわち、プレーに参加していない事になります。
小学生中学生ともに戻っている選手もいましたが、スローフォワードになるシーンも多く見られました。
ボールの位置まで戻るのではなく、ボールを持つ味方と相手の位置が見えるポイントはどこなのかを見つけ出し、その位置まで下がると、より攻撃しやすくなります。
いち早くプレーに参加するためにボールを持つ選手より素早く戻り2 v 1の状況を作り出して攻撃しましょう!
■ボールゲーム
フェーズの中で1回だけ前パスが許されるルールを導入して行いました。
空いているスペースを立体的に理解して、効果的にスペースにボールを運べるかどうかを見させてもらいました。
前にパスをして良いということは、前でボールをもらっても良いという事なので、ディフェンスの裏のスペースに人が立つだけでディフェンスとしてはマークをしなくてはいけません。
ディフェンスが動くと新しいスペースができますね。
つまりディフェンスラインを崩すキッカケになります。
崩れた場所、すなわちスペースです。
そこにどうやってボールを運ぶのかは状況に合わせたプレーの選択をすれば良いだけですね。
まずはルールを理解してルールを活用する考えを持ちましょう。
さて、来週の熊谷クラスはラグビーワールドカップ開幕戦であることからお休みとなります。
ぜひみんなで日本代表を応援しよう!
そしていつもグラウンドを借りたりコーチのサポートをして下さる立正大学ラグビー部さんも、今週日曜日の15時00分キックオフで今シーズンの開幕戦を迎えます!
場所は立正大学ラグビーグラウンドです。
皆さんのパワーを全力で送りましょう!
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ペア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→反応マーカータッチ
3 ラグビースキル
→間合い2 v 1
→カウンターアタック
→タックルテクニック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE