第17回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週は別業務で僕が不在だったため、太田クラスの皆さんとはかなり久々の再会でした。
夏を過ぎると一気に見た目も中身も成長した印象があって、特に中学生は大人の入り口に来てるのかなって思う人もいました。
もちろん成長は個人差があるものですので、今を全力で楽しむ気持ちは忘れずに今しかできないことを全力で取り組んで欲しいと思います。
竹山選手が遊びに来てくれました!大きいね!
さて、本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
SAQドリルではまっさんの合図からダッシュをして、シグナル(腕を出した方向)の方にスライドしてマーカーをタッチし、また直線に走りきるという内容でしたね。
ダッシュ→方向転換→ダッシュというイメージです。
方向転換してマーカーをタッチする動作を100%のスピードでやり切るのはなかなか難しいです。
なのでスピードのコントロールと上下する際の身体の動きがキーポイントとなります。
■タックルテクニック
「低い姿勢」と「3点(頬、肩、腕)の密着」をキーポイントとして、ヒットシールドを使用しました。
特に3点が上記のポイントではなく、胸であったり耳であったりとすると相手に抜かれたり危険なタックルになったりするので、今学んでいるテクニックは非常に大切だということを理解して取り組んで欲しいと思います。
■間合い2 v 1
「前を見る」「間合い」に加えて「早いセット」もキーポイントに加えられました。
早くセットをする事で前を見ることや間合いという情報をより早くキャッチ出来るということですね。
ボールキャリアもサポートプレーヤーも同じキーポイントを理解してプレーしましょう!
■カウンターアタック
一瞬だけディフェンスとの関係性が分からなくなる状況(背走したり高いボールのキャッチ)のため、素早く戻って前を見ることを一連の動作でできるかどうかがカウンターアタックのキーポイントとなりました。
ディフェンスもなるべく早くスペースを埋めることでアタックに時間とスペースを奪うことができます。
言い換えると互いになるべく早いリアクションスピードが求められるドリルと思います。
■ボールゲーム
ルールは一緒なのですが、昨日の前橋クラスと大きな違いはフェーズの中で1回与えられた前パスを惜しみなく使うのか、最後の切り札として最後までとっておくのかでした。
太田クラスは後者の方で、最後のチャンスで前パスを使用するケースが多かったです。
どちらか正解というわけではないのですが、本日の太田クラスの作戦はあまりはまらない印象でしたね。
前橋クラスのように惜しみなく前パスを使おうとするということは、味方が裏のスペースにポジショニングするということです。
つまりディフェンスはそれに対応するために立体的なスペースが生まれて、結果的に前パスを使用しなくてもランや通常のパスで抜けるケースが多々ありました。
一方で太田クラスのように最後の切り札にした場合、それまでにミスをしてしまって切り札を使えなかったり、最後の攻撃で前パスを使用するためディフェンスに読まれやすくなってましたね。
もし最後に使うのであればそれまでの攻撃をテンポよくフェーズを重ねてディフェンスを後手にして使用するするのもアイデアとして良かったのかなと感じました。
なんにせよ、アカデミー生が自ら考えてプレーしたことが成功であろうが失敗であろうが尊重したいと思いますので、どんどんチャレンジしてほしいですね!
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ペア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→反応マーカータッチ
3 ラグビースキル
→間合い2 v 1
→カウンターアタック
→タックルテクニック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE