第17回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
まずは事務連絡です。
毎年、前橋クラスは前期を高崎菊地サッカー・ラグビー場を使用しておりまして、後期は前橋市営ラグビー場を使用しております。
9月で前期が終了ということで、10月から前橋クラスは前橋市営グラウンドとなります。
お間違えないよう宜しくお願い致します。
場所の変更に伴い、休会や新規申し込みなど迅速に対応させて頂きますのでその際は遠慮なくスタッフにお声がけ下さいね。
もちろんメールやファックスでも受け付けております。
さて、本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
ペア鬼ごっこを行いました。
このメニューの狙いは明確なターゲットを追いながらも周りとぶつからないように視野を広く持つことにあります。
視野を広げるためにはターゲットに集中しすぎるのではなく程よいリラックスがポイントですね。
また、トップスピードに乗ると視野が狭くなるので、スピードをコントロールしてコースを抑えながら仕留めるのもポイントです。
視野を広げる=情報を得る事ですね。
これはコミュニケーションの入り口となります。
■タックルテクニック
「低い目線」「3点(頬、肩、腕)の密着」を覚えていましたか?
先週から導入しているタックルテクニックのキーポイントです。
まずは密着した状態からGoodイメージを掴んでもらって少しずつ変化を加えて行きます。
本日は動くヒットシールドに素早く反応して3点の密着ができるかをチャレンジしましたね!
ヒットシールドになると3点の密着をしっかりしないとズレたりクリティカルな感覚が伝わらないので最後までヒットシールドを見ないといけませんでした。
中学生クラスは残念ながら最後に大雨が降ってきましたので行いませんでした。
また来週やりましょう!
■間合い2 v 1
先週に引き続き「前を見る」「間合い(を見極める)」がキーポイントとなったタカのドリルです。
ボールキャリアに重点が置かれがちでしたが、2つのキーポイントはむしろサポートプレーヤーにこそより意識してプレーして欲しいドリルでした。
サポートプレーヤーは相手もスペースも、そして仲間も全てを把握できる位置にいるわけですから、どのタイミングでボールをもらえればベストなのかを前を見て、その得た情報を発信する事が望ましいですね。
■カウンターアタック
まっさん担当のドリルも同じくです。
「素早く戻る」そして「前を見る」がキーポイントでしたが、もう少し具体的なアドバイスをアカデミー生にするべきでした。
なぜ前を見たほうが良いのか、そして前にあるどんな情報をキャッチするのか、それらの理解と実行が伴ってませんでした。
「なぜ前を見るの?」の質問に対しては「相手やスペースをみて判断するため」と、こちらが欲しい答えが返ってきましたが、実際プレーすると前というよりボールキャリアのボールしか見ていない人が多かったです。
結果、相手との間合いが分からず捕まったり早くボールが欲しいためにボールキャリアよりも前に走ってしまう人もしばしばいました。
アカデミー生の理解と実行を近づけるコーチングが重要です。
■ボールゲーム
先週に引き続きフェーズの中で1回だけ前にパスができるルールを採用しました。
いろんな駆け引きがあって楽しめた一方で、簡単なハンドリングエラーがあったり、スペースがないのにも関わらず前にパスをしてディフェンスに捕まったりパスカットをされる場面もありました。
決め事でプレーをするのではなく、状況判断を楽しめるようになると良いですね。
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ペア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→反応マーカータッチ
3 ラグビースキル
→間合い2 v 1
→カウンターアタック
→タックルテクニック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE