第12回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
トップリーグカップ戦も今週末で第3節を迎えます。
ワールドカップまで80日を切ってまして日に日に楽しみが増しますが、一足先に国内の試合も見どころが満載で面白いですね!
トップリーグと違ってこのカップ戦の位置付けはチームの底上げであったり、新しい戦力のテストだったり、今のチームの仕上がりを確認したりとチームによって目的は違いますが、だからこそチームの個性やカラーが見えて楽しめます。
また、トップリーグ16チームに加えて下部リーグのトップチャレンジ8チームも試合が行われますので、普段見れないカードが観れるのも嬉しいですね!
昔と違ってラグビーも移籍が主流になりつつありますから、複雑な想いはあっても他チームで頑張る元ワイルドナイツを応援するのも楽しみの一つです!
では本日のレポートです。
可動域も大きくなってきましたね!
ダッシュ!!
■ミラーパス(まっさん)
アタック側の動きをディフェンス側がミラー(鏡)のように真似をするドリルです。
パスをすれば同じようにパス、移動すれば移動する。
アタックはできるだけ真似をされないようにディフェンスがいないところにボールを運べるか。
またディフェンスはスペースを与えないようにアタックの前に立てるか。
それをパスをしながら行うのでいろんなところを見なくてはなりません。
急ぐあまりパスが雑になってしまったり、味方ばかり見ていて真似をする相手が前にいなかったり様々な状況がありました!
ミラーパスのポイントは「体を真正面にする」と「アーリーキャッチ」です。
焦らず正確に、そして素早いパスで相手を翻弄できるようにしていきましょう。
■3 v 3(まっさん)
Q.B.R(クイックボールリスタート)を目的としてきましたが、本日は目的をトライを取ることとしました。
その目的を実行するために、「Q.B.R」がキーポイントとなってきます。
そしてもう一つのキーポイントとして「要求」を追加しました。
ラグビーでは前にボールを前に投げられないのでサポートはキャリアの後ろにいなければなりません。
思っていることを口に出して伝えることでパスが回って有効な攻撃につながります。
おそらく思っていることは間違っていないと思います!
自信を持って口に出してトライを目指しましょう^ ^
■ストレートラン&アクセルキャッチ(みやっきー)
加速してボールをもらう重要性をアカデミー生に理解してもらってこのドリルを行うと、明確なイメージがありますのでボールをもらう勢いはとても良いです。
さらにその前のSAQでアカデミー生のトップスピードを引き出してますから、加速できた時とできない時の基準が明確です。
そこには2つのキーポイント(我慢とアーリーキャッチ)が明確であることも要因ですね。
まっすぐ!そして加速してキャッチ!!
■Call 3 v 2(みやっきー)
コートの中に5人が入って、コーチのナンバーコールでアタックとディフェンスに分かれるのですが、小学生と中学生共にコートに入ってからそれぞれ番号を決めて、しかもそれがアカデミー生それぞれ好きな番号を言ったりランダムに決めておりました。
そしていざスタートしてコールを送ると、言われた番号の人がいないという状況が多々あり、やりたい練習の前に「準備はいつしてますか?」という問いかけが必要でした。
みんな言われると格段と出来るようになります。
でも特別難しい事を言ってるわけではないので、とても無駄な時間を過ごしている事に気付いて欲しいと思います。
「当たり前のことを一生懸命に」をもう一度思い返して欲しいと思いました。
さぁ、スペースはどこかな??
■ボールゲーム
ターンオーバーの時は新しいボールを投入するルールのおかげで、狭いコートを縦横無尽に動く事になりますのでアカデミー生とっては狭いコート、短い時間のなかでもかなりの運動量が確保できて心肺機能にも負荷を与えることが出来ました。
そんななかでもリアクションスピードを上げてより正確なプレーができるかどうかを狙いとしてます。
そこにコミュニケーションが加わるとさらに良いですね!
体幹トレーニングもきっちりと!
チームトークで各チームのキーポイントを決めてもらいました
本日の学生サポートの皆さんです
本日の熊谷クラスの練習メニューです
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→反応ダッシュ
3 ラグビースキル
→ミラーパス
→3 v 3(まっさん)
→ストレートラン&アクセルキャッチ
→Call 3 v 2(みやっきー)
4 ボールゲーム
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE