第11回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週は都内での講演会と知人のお通夜に参列をしたため、太田クラスは2週間ぶりとなりました。
久しぶりにみんなと会えたので嬉しかったです!
また、中学生クラスには熊谷クラスで登録している生徒も体験で参加してくれたので、いつもと違った雰囲気と刺激が心地良かったです。
基本的にアカデミー間の交流をしないため、アカデミー生の自主的な行動と保護者の方のサポートによってアカデミーの可能性を引き出して下さることに感謝申し上げます。
普段から抱えてらっしゃる素朴な疑問やアドバイス等がございましたら遠慮なくお気軽にお声がけ下さいね!
では本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
今週から導入しているミラーパスドリルですが、改めてこのドリルはいろんなものが獲得できるドリルであることからアカデミー生にはルールの徹底とキーポイントの理解を第一に伝えないと台無しになるなと感じました。
さらにいえば目的が明確であれば、それに引っ張られるようにプレーヤーの関心が高まって質も上がります。
トイメンを明確に!
どんどんボールを動かそう!
■ストレートラン&アクセルキャッチ(みやっきー)
ストレートランに加えてアクセル(加速)キャッチをチャレンジしてもらいました。
スピードを上げてボールをもらうメリットはディフェンスを振り切る、突破することが挙げられますが、同時にリスクも伴います。
単純に止まってパスをすることは簡単ですが、走りながらとなると難易度が上がりますよね。
スピードが上がれば上がるほど、パスの距離が伸びれば伸びるほど、そしてディフェンスがいるとさらに難しくなります。
そういったリスクがあるから相手にもプレッシャーを与えることが出来ますので、リスクをリスクとしないためにも基本スキルって大事ですよね、と認識することが出来ました。
エアーパスでイメージを強く持って
ボールを持ってイメージと近いかどうかの答え合わせ
小学生も同じドリルをしてます!
■Call 3 v 2(タカ)
「前を見る」「コミュニケーション」というキーワードでしたが、なぜ「前を見る」のでしょうか?
スペースを見つけてボールを運ぶことと、頭では理解してますがいざプレーが始まると前ではなくボールメインの目線になってます。
ボールはしっかり見てください。
しかし前の状況をメインにして、ボールをサブにするような目線にする事でプレーの判断が一気に早くなります。
そしてその情報を誰に伝えないといけないですか?
コーチではなく、ボールを持っている選手ですね。伝え方はそれぞれでいいと思いますが、ボールが欲しいかどうかのコミュニケーションはシンプルで良いので大きな声で伝えることが重要です。
「空いたっ!」
その一言でトライを取る数が増えますよ!
スペースを見つけてシェアしよう!
前を見てるかな??
■クイックボールリスタート(まっさん)
タカのドリルに引き続き「前を見る」ことがキーポイントです。
加えて役割を明確にすること。
役割とはラックからボールを出す人(SH役)やボールをもらうファーストレシーバーですね。
この2人が決まらなければ攻撃が有効に展開されません。
さらにクイックボールを展開することはディフェンスに準備をさせないことなので、リアクションスピードが最も大切ですね。
「空いたっ!」
役割が明確ですね!
■ボールゲーム
雨の影響も多少ありましたので、本日はアーリーキャッチに拘らず胸キャッチしても良いからボールを継続してもらってボールを前に運ぶ意識を高めてもらいました。
キャッチのミスはあまりありませんでしたが、パスのミスが若干多かったですね。
いつもよりも滑るので、パスの距離を短くすることや早くセットして準備に余裕を持つことで改善されたのではないかと思います。
と言うようなことをアカデミー生達はチームトークで意見を出し合ってますので頼もしくなっていきます!
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ミラーパス
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラーラン
3 ラグビースキル
→ストレートラン&アクセルキャッチ
→Call 3 v 2
→クイックボールリスタート
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE