第9回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日はアカデミー熊谷クラスの前に、ある建設会社さんの安全講習会の講師として登壇させて頂きました。
「ラグビーから学ぶ安全」というテーマに沿ってお話をさせて頂きましたが、資料を作りながら、そして講話をしながら「今の自分はコーチとしてプレーヤーの安全や健康に留意しているのかな」と、矢印を向けるいいキッカケになってます。
さらに今年はワールドカップイヤーであることから、ワールドカップの紹介や楽しみ方、さらにはラグビーのコアバリューなどもお伝えしました。
1人でも多くの方にラグビーの魅力を知ってもらいたいですね!
では本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
テニスボールを使った円パスでは、ラグビーボールとは明らかに大きさが違うボールのためキャッチやパスが難しくて、いつもよりもハンドリングエラーが多くなってました。
結果としてのミスは仕方ない部分がありますが、ミスの原因は見過ごすことは出来ません。
何かしらの理由があってミス(成功)が起こるわけですから、それを理解することはとても重要です。
理由が分かればその理由が解決策に変わります。
例えばミスをした原因がコミュニケーション不足であれば、次はコミュニケーションを十分に行えば良いだけです。
それでもミスが起きた場合はその原因を解明すれば自ずと答えが見えてきますね!
そうしてプレーヤーとして成長していって欲しいと思います。
円パスレースもしましたね!
■ストレートラン(みやっきー)
「1つのプレーが終わったら次のプレーの準備して下さい」と、冒頭に伝えてストレートランの練習を行いました。
つまり僕がプレーを止めるまでがプレータイムであり、その都度その都度次の準備を早く出来るように促してました。
それでも出来なかった理由はなんだったのでしょうか?
普段の練習を否定するわけではないのですが、おそらくしっかりセットされた状態からプレーすることが多いのでしょう。
本当の試合で相手の準備を待ってプレーする人はいないと思います。
出来るだけ早くボールを展開する準備をして下さいね!
前を見ながら速いパスにチャレンジ!
■3 v 2(タカ)
今週から取り入れた新メニューです!
目的としては「スペースにボールを運びトライする」です。
いつもだったらドリルの初めにキーポイントを伝えるのですが、本日はあえて最初にアカデミー生たちにキーポイントを伝えず、何がキーポイントなのか考えてもらいながら練習を行いました。
アカデミー生に問いかけると、「ハンズアップ」「スペースを見つける」「コール!」「ストレートラン」と様々な答えが返ってきました!
どれも大事なポイントです!
このドリルでは「前を見る」「コミュニケーション」をキーポイントとし、意識して取り組めたかどうか見ました。
リアクションからのキーポイントを理科しましょう!
■クイックボールリスタート(まっさん)
先週に続いて素早くボールを展開することを意識したドリルです。
目的に対して「役割を明確に」「前を見る」の2つのポイントのおさらいをしました。
スクラムハーフ役とファーストレシーバーの2つの役割を2人のプレーヤーがどちらかを選択します。
先週に比べると積極的にスクラムハーフに入り、さらにそのまま持ち込んでトライをとるシーンが多く見られました!
テンポはとても良かったのですが、もう一つのポジションであるファーストレシーバーの準備が遅れることが多々ありました。
スクラムハーフも重要ですが、ファーストレシーバーがいないと攻撃の選択肢は持ち込むだけになります。
ファーストレシーバーがいて次の展開に繋がるので、次回はこちらも積極的にポジションに入るように心がけていきましょう!
■ボールゲーム
僕は本日中学生を担当しました。
スペースに対して6人と言うのは少し狭く、攻撃権も少なくしましたが細かいパスを繋ぐ意識はとても高かったですね!
前進が第一に攻撃の考えにあることもボールゲームの質を高める要因だったと思います。
考えてプレーすることはとてもたいせつですが、考えすぎて頭でっかちにならないように気をつけて欲しいと思います。
何か悪いことでもしたのでしょうか??笑
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→円パス
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラーラン
3 ラグビースキル
→ストレートラン
→Call 3 v 2
→クイックボールリスタート
4 ボールゲーム
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE