第5回W.K.S.Pアカデミー太田クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
本日は午前中に太田市只上町にあります「あすなろ保育園」さんに行ってきました。
年長さん18人と一緒にラグビーを通じたふれあい活動です。
暑いくらいに天気も良く、グラウンドを元気いっぱい笑顔いっぱいに走り回る園児達は最高に可愛かったです。
どんなゲームも一生懸命全力で楽しむ園児達に、楽しさの中にも目的を持ってもらいました。
それは「思いやりと協力」の気持ちです。
「優しさ」と言う言葉に変換しても良いかもしれませんね。
その目的が達成された理由やされなかった理由も噛み砕いて説明するとしっかり理解してくれました。
年齢関係なく、何をどう伝えるのかはコーチにとってとても重要なスキルです。
いろんなカテゴリーや地域での活動はとても勉強になりますね。
では本日のレポートです。
■アクティブウォーミングアップ
スペースボールからダイナミックストレッチの流れで行いました。
ストレッチも大切に!
スペースボールは先週もやったメニューなので、小・中学生ともにルールは理解してくれていました。
でもアタックにもディフェンスにキーポイントがあって、それらを理解してるとさらに楽しめます。
例えばアタックではボールを持ってる人よりも持っていない人の方がスペースを探しやすくコントロールしやすいことです。
いかにボールを持ってる人に寄り添ったコミュニケーションやサポートができるかが大事ですね。
■SAQ(カラーマーカータッチ)
非常に反応も速く、横の人と競い合う気持ちもなかなか良いものでしたが急ぐあまり身体を「真正面に向けたまま動く」という動作を忘れがちでしたね。
そう!身体は真正面
横に動く時も後ろに下がる時も身体の向きは真正面でした。
これも理由がありましたから、忘れないで下さいね。
■じゃんけん1 v 1
じゃんけんの勝敗によってアタックとディフェンスが決まります。
あいこならもう一回じゃんけん!
この瞬間の反応の速さがチャンスを作りますので、じゃんけんに勝つことよりも結果を受けての反応が大切です。
反応のスピードが大切です!
そのための準備は何があるのか、掘り下げて考えてみると何気なくやってるシンプルなメニューも奥が深いことがわかってそれが楽しさに繋がるかもしれません。
■∞パス&ラン
パスの回数を条件に加えてチーム戦で競い合いました。
パスの回数によって「変わらないスピード」と「変わるスピード」がありました。
まず「変わらないスピード」とは、パススピードのことです。
すなわちHot pass ですね!
タカが説明してくれています
では変わるスピードとはなんでしょうか?
それは「走るスピード」です。
パスの回数が少なけらば走るスピードを上げ、パスの回数が多ければ走るスピードを落とさなければなりません。
この辺りの工夫もアカデミー生同士でできていましたね。
■ボールゲーム
1回目のボールゲームと2回目のボールゲームとを比較したときに、ゲームの質が上がっているのはどちらですか??
答えは2回目の方ですが、理由としては1回目で経験したことをドリルを経て課題解決して行うからです。
つまり、課題を理解してドリルの質が深まればボールゲームの質が上がります。
トライラックとアーリーキャッチしてね!笑
そして実際、小・中学生ともに上がってましたね。
ではゲームの質とはなんでしょうか??
「トライを取った」「プレーが成功した」と言うよりは、練習でフォーカスしたことが実践で出来たかどうかが質と考えます。
例えばドリルで強調したアーリーキャッチがボールゲームで出来ていれば、結果ノックオンしてもオッケーとします。
学んだことを一生懸命にやっているわけですからね。
大きな絵で選手を評価するのではなく、どこまでこだわってプレーをしているのかという選手の姿勢をこれからも大切にしていきたいと思います。
本日の太田クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→スペースボール
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→カラーマーカータッチ
3 トライラック
4 ボールゲーム
5 ラグビースキル
→じゃんけん1 v 1
→∞パス&ラン
6 ボールゲーム
7 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE