第14回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、まっさんです!
一度は40度を超える猛暑になったかと思えば、ここ数日は安定しない天候となりニュースでも戻り梅雨という言葉をよく耳にします。
本日の前橋クラスは前日から1日中雨の予報となっておりましたが、小学生クラスはなんとか80分のアカデミーを行うことができました。
が、終盤から雨が降り始め雨脚も強くなり、中学生クラス開始時はさらに雨が強くなり雷も鳴り始めたことから止む無くアカデミーを中止の判断をいたしました。
その後も雨は降り続け、お隣の埼玉県では「記録的短時間大雨情報」が発表されるほどでした。
今後も大気の状態が安定しないことも予想されるので、災害時の備えや登下校中にゲリラ豪雨になった時はどうすればよいかを今一度ご家族と話し合ってみて備えをしていきましょう!
では本日のレポートです。
■ランダムディフェンス(みやっきーレポート)
ディフェンスの数に応じてアタックは必ず1枚多くアタックすることを目的としました。
つまり数的有利な状況で攻めることを意識づけた練習です。
ただしゲームにおいてゆっくりセットする時間はないので、3秒以内に相手よりも1枚多い人数でアタックすることを条件としました。
前半はアタックもディフェンスもコーチが球を出すサイドに待ち伏せしておき、合図でプレーしました。
ディフェンスの数を見てアタックの人数が決まるため、アタックはほんの少しですが後手になります。
しかしその状況で1枚多くアタックするためには当たり前ですがディフェンスの数を見ることですね。
さらに言えば誰が見て誰が伝えたほうが良いのか。
後半はアタックもディフェンスも1枚ずつ逆サイドに待ち伏せしてからのスタートとなります。
ディフェンスの人数が先程よりも確定するのに時間がかかるため、アタックはさらに後手になり、3秒経ってコーチから無情にもボールを出されるシーンがしばしば。
簡単には事が運ばないという経験が出来ました。
しかしこれも必ずディフェンスはメッセージを出してますからディフェンスのさらに細かい動きを見るクセをつけて下さい。
■フリーアタック(タカレポート)
サポートプレイヤーがスペースに移動するを目的としたドリルです。
ボールキャリア、ディフェンスの位置と動きによってスペースの場所など変化していくので、その変化にあわせた動きをすることで、スペースにボールを運びやすくなります!
そのことからボールキャリアの動きを観察することで次の動きを予測することができます。
ゲームの流れを読むっていう言葉があるようにこれは観察しないとできないことですよね。
なので、よく観察した上で自分がどう動くか考える癖をつけましょう!!
■ボールゲーム(みやっきーレポート)
今週からグラバーキックを追っかける人(チェイサー)はちゃんとキッカーよりも後ろからスタートするという通常のラグビールールに加えてタッチ2回でターンオーバーとしました。
これによって何が起こるかと言いますと、攻守の切り替えが頻繁に行われます。
攻撃の時間が短くなりますが、攻守の切り替えが多くなるので攻撃の回数は多くなります。
んんっ??どういうこと??
って思うかもしれませんが、アタックにおいてチャンスというのは様々で、攻撃を継続することでチャンスが得られることもあれば、ディフェンスからアタックに切り替わった時の整っていない状態もこれまた大きなチャンスですね。
今回は後者の仕掛けをルールで導入したので、チームトークなどでチャンスを活かす作戦を期待してます。
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2022年7月19日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分~18時30分
中学生:18時50分~20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→増やしおに
2 ランダムディフェンス
3 フリーアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
田仲 一正