第7回W.K.S.Pアカデミー前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週末のリーグONEプレーオフ準決勝はどの試合も白熱した試合でしたね!
まずはサンゴリアス対ブレイブルーパスとの試合は最後の最後まで目が離せない展開で、府中ダービーと言われる意地と意地のぶつかり合いは場所を花園ラグビー場に移してもバチバチの戦いでしたね。
互いに持ち味を活かした攻撃でスコアがよく動く展開は見ている人も大いに楽しめたのではないでしょうか。
そしてリーグONEは各チームが試合を運営し、開催することが一つの特徴なので関西のファンにとっては少し関東の試合が遠くなった印象がある中でレベルの高いこの一戦は貴重なものだったに違いありません。
最後に勝ち切ったサンゴリアスと決勝で戦うのは翌日秩父宮ラグビー場で行われたワイルドナイツ対スピアーズの勝者です。
2週間前に戦った両チームのメンバーはそれぞれの事情と戦略を反映するメンバーでした。
戦術も少し変えてきた印象でしたが、攻めるスピアーズに対して堅守のワイルドナイツは槍vs盾でしたね。
しかしワイルドナイツは堅守に加えて奪ったボールを一気にトライに結びつけるのが最大の武器です。
いわゆる堅守速攻ですね。
竹山選手のインターセプトが特に物語ってましたね。
スピアーズのラインアウトモールを耐えきり、その後の連続した攻撃も自陣ゴールを背にして耐え切ってのカウンターパンチでした。
終始、安定した守備と着実にスコアを重ねていくワイルドナイツが盤石のゲーム運びで決勝戦の残り1枠を勝ち取りました。
決勝戦は昨年同様のカードです。
今からワクワクドキドキですね(^ ^)
では本日のレポートです。
■1 v 1(タカレポート)
指定のマーカーを周り、対角線上で1 v 1が始まるドリルです。
ズラすアタックを目的としたドリルです。
これはディフェンスの真正面にタッチされるとタックルされターンオーバーされやすくなります。
逆にズラすと捕まったとしてもゲインでき、次の展開を有利に持っていくことができます。
そのためには踏み込みが大事ですね。
ステップ踏む時も踏み込みが基本となります。
地面に踏み込むことで方向転換にスピードが出てズラすことができます。
小中学生どちらも踏み込みがよくて多くズラせていましたね!
■L字アタック(まっさんレポート)
ディフェンスを引きつけることを目的としたドリルです。
正面にいるディフェンスを引きつけてパスをする。
目的達成のイメージは想像しやすいドリルですね。
そのイメージを言語化することで、さらに理解が深まります。
キーポイントは「ストレートラン」と「スピード」です。
小学生は導入としてマーカーに向かって引きつけてパスをしました。
ディフェンスがいないので思いきったアタックができていました。
次にマーカーにディフェンスが立って再度チャレンジです。
ディフェンスが視界に入るだけでプレッシャーになりますが、そのディフェンスに対してストレートランを意識したプレーが見られました^ ^
中学生はディフェンスあり、最初は固定、次にスライドOKのディフェンスとしました。
スピードもありディフェンスを引きつけることはできていましたが、パスが繋がらないシーンも見られました。
キーポイントに「声」を加え、どこにいるのかを伝えると引きつけてパス。が繋がりやすくなりますよ!
■ボールゲーム
3回目となるオフサイドタッチなので、ゲーム理解が定着して迷いなくプレーが出来るようになってきましたね。
ボールキャリアに対してサポートプレーヤーがディフェンスを振り切る動きでボールをもらったり、スペースを作ってあげたりとアタックの連動性が見られました。
さらに無茶なパスをすることもほとんどなく、長短のパスを360度展開しておりました。
スペースの作り方、使い方、攻略の仕方など複合的にスキルアップができますね。
コミュニケーションの質もグッと上げることが出来ますのでラグビーにないルールを楽しんで欲しいと思います(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー前橋クラス】
2022年5月31日(火)
場所:敷島緑地ラグビー場
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→連続3列パス
2 1v1
3 L字アタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE