第35回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
先週末、待ちに待った埼玉パナソニックワイルドナイツの開幕戦が熊谷ラグビー場で行われました。
W.K.S.Pアカデミーで観戦された方も多くいたかのと思います!
引き続きの応援よろしくお願い致します(^ ^)
2週間のブランクがあったにもかかわらず地力の強さを発揮する要因はどこにあったのでしょうか。
試合前に堀江翔太選手が「僕たちが何年も築き上げてきたものは2週間程度で崩れるものでなはい」みたいなコメントしてましたが、まさにその通りだと試合を見て確信しました。
試合では細かいエラーや連携ミスが要所でありましたが、致命傷になる前に踏ん張ったりここぞという場面でトライを取り切ったりと堀江選手の言う築き上げてきた強固なディフェンスとターンオーバーからスコアする電光石火のアタックはまさにワイルドナイツを象徴する素晴らしいものでした。
どんなことがあっても崩れないものはやはり基本スキルです。
手前味噌ですが、現役を離れて7年経つ僕でもパスの感覚やキックの感覚、そしてタックルに行く感覚はまだ染み付いてます。
ただ筋力が落ちているからパワーはないし、持久力も落ちてるから継続できず単発に終わりますが笑笑
でも皆さんはこれからたくさん基本スキルを学んで絶対に崩れないスキルを手に入れるチャンスですからぜひアカデミーで学ぶスキルをさらに大切にして実践で試すことを期待したいです。
では、本日のレポートです。
■コール3 v 2(タカレポート)
3 v 2の状況において、数的有利なアタックですが、スペースを活用するかどうかで有利な状況が不利になることもあります。
スペースを活用するためにはポジショニングが重要になります。
固まってアタックするよりもスペースを活用したアタックを。
そのためには「周りを見る」ことですね。
仲間との位置、ディフェンスの位置、スペースの位置、それらの位置を把握した上で適切な位置取りをする。
それができるとセットポジションまで最短距離で移動することができます。
この移動もポジショニングですね!
ボールを持たないプレーですが、案外大事なとこですよ!!
■先手アタック(まっさんレポート)
先週のドリルをターンオーバーからチャレンジしてもらいました。
最初の攻撃でタッチをされたプレイヤーはボールをその場に置きインゴールに戻り、残りの2人はコーチの指定したラインまで下がってディフェンスとなります。
ディフェンスはそのボールを拾い攻撃に切り替わります。
この切り替わった瞬間はディフェンスラインが整っていないので先手で攻撃を仕掛ければチャンスとなります。
より実践に近づけたドリルで、イメージも良くどちらのクラスも先手を打った攻撃が見られました!
先手を打つためのキーポイントとしてリアクション、そしてディフェンスを見ることです。
ディフェンスがいないスペースを探すことは出来ています。
次のステップとして、目の前にディフェンスがいてもその位置や関係性を見るともっと攻撃ができるスペースが増えてくるので、ディフェンスがどういった状況なのかを見れるようにしていきましょう^ ^
■ボールゲーム
タカとまっさんのドリルのディフェンスの動きが後ろに下がってディフェンスをすることから本日のボールゲームもディフェンスはタッチしたらインゴールバックルールにしました。
つまりアタックは勇気を持ってボールキャリアが前進すればスペースを作り出すことができ、それはすなわちチャンスを作ると言うことなんですね。
そしてアタック側からするとタッチされたら必ずディフェンスはインゴールに下がりますからタッチの回数と照らし合わせてアタックのパターンを自分達なりに組み立てることがしやすくなります。
例えばハイテンポで2回攻めて2人下げて3回目に勝負をしようとか、ディフェンスラインに残したく無いプレーヤーに攻撃を仕掛けて下げさせようとか…。
こういう考えを持って共有することも楽しんでほしいなぁ、って思います(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラス】
2022年2月2日(水)
場所:前橋市営グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の高崎・前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ラダー&ダッシュ
2 コール3 v 2
3 先手アタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE