第32回W.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのコーチを務めます、みやっきーです!
高崎・前橋クラスの皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も何卒、よろしくお願い致します。
さてさて、皆さんはどんな冬休みを過ごされましたでしょうか??
僕は実家の京都に家族と帰省しまして、どこに行ったわけでもありませんが街中を散歩したり家族とゆっくり家で過ごすなどベタなお正月を堪能いたしました!笑笑
年末年始の間に大学ラグビーや高校ラグビーは佳境を迎えまして互いに残すところ決勝戦のみとなりましたね。
毎年思うのは本当に年々レベルが上がってきているというのが率直な感想です。
僕の学生時代の頃よりも全てにおいてのレベルが高く、そしてラグビーを十分に理解しているところが本当にすごいなって思います。
各チームの指導者の皆さんのレベルの高さもそうですが、各選手が育ってきたラグビースクールやクラブ、部活動での指導が大きな要因の一つであると信じております。
すぐに上手くなったわけではなく、これまでの背景やきっかけ、何よりも多くの人たちの支えがあって今の自分がいることを感じ、感謝の気持ちを持ってくれてると嬉しいですね。
そしてアカデミーの皆さんも今を一生懸命に努力をすれば必ず近い将来は自分の大きな武器として活躍する時がきますから、前向きに取り組む姿勢を2022年はさらなる飛躍の年にして下さいね。
僕の今年の抱負は「新しい挑戦を積極的に楽しんで」です。
では、本日のレポートです。
■4列パス(タカレポート)
すぐにパスができるクイックパスを意識してもらったドリルです。
実際は2チームに分けてもらいレース形式でやってもらいましたが、レースをする中でうまくクイックパスできるかどうかをチェックしました!
クイックを可能にするにはアーリーキャッチが欠かせません。
早くキャッチという意味で、ハンズアップを自分の半身側(ボールキャリア側)に突き出すことでボールを早くキャッチすることができます。
そのまま逆側に流れてパスすることができるので結果的にクイックパスとなります。
正面に出したハンズアップでキャッチしても次へのパスまでは時間かかる場合があるので対応できるシーンは限られます。
アーリーキャッチを覚えることはアタックのオプションを増やすことにつながりますので、是非とも身につけましょう!!
■コントロールアタック(まっさんレポート)
今回はサポートプレイヤーにフォーカスを当てたドリルで、ボールキャリアをコントロールする事を目的としました。
自分がボールキャリアになった時のスキルはとても成長しているので、ボールを持っていないサポートプレイヤーの時にどんな事が出来るでしょうか。
どんな状況でもパスをもらうために準備をする事もサポートとしては大切ですが、ボールキャリアをコントロールする事で、よりその状況に合った攻撃が出来ます。
ボールキャリアとディフェンスとの間合いがある時、逆にディフェンスに詰められている時とでは状況が違います。
すぐにパスが欲しいのか、余裕があるのでランを選択した方が良いのか。
その状況をボールキャリアに判断をしてもらうのではなく、サポートプレイヤーが判断をしてコントロールできればさらに有効な攻撃が出来るようになります!
■ボールゲーム
今週よりルールをまた少しいじりました笑笑
タカのドリルでのキーポイントである「アーリーキャッチ」をゲームで発揮できるかを確認するために、味方のパスを胸でキャッチしたらターンオーバーとするルールです。
スキルをルールに導入するメリットはより一層スキルを意識できるので効果は大きいです。
ルールに縛られてしまう感覚もありますが、ルールによってスキルが改善されてアップしていきますのでゲーム中にもアーリーキャッチしていく頻度が高まり、難しいボールも今まで以上に取って次のプレーに活かしてました。
アタックにおけるプレーのほとんどはキャッチから始まりますから、質の高いキャッチは質の高いアタックの入り口だと思ってもいいですね(^ ^)
【次回のW.K.S.Pアカデミー高崎・前橋クラス】
2022年1月12日(水)
場所:前橋市営グラウンド
小学生:17時10分〜18時30分
中学生:18時50分〜20時10分
本日の高崎・前橋クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
→ラダー
2 4列パス
3 コントロールアタック
4 ボールゲーム&タカトレ
5 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE