第19回W.K.S.Pアカデミー熊谷クラスレポート
アカデミーW.K.S.Pアカデミーのメインコーチを務めます、みやっきーです!
本日は久しぶりに晴れ間を見たなぁ、っていう1日でしたね!笑
今週はラグビートップリーグもお休みで(神戸製鋼コベルコスティーラーズ対宗像サニックスブルースのみ、延期試合が行われます)少し落ち着いた週末になりますかね。
とはいえ、運動会シーズンですので皆さんいろんな週末の過ごし方があるでしょうけれど、台風24号が来ておりますのでくれぐれも被害が最小限になるように気をつけてくださいね。
さて、本日の熊谷クラスですがいつもよりも少しだけ人数が少ない開催となりましたが、新しく体験に来てくれた中学生のお友達がいて、いつもの雰囲気に少し刺激を与えてくれました。
良いウォーミングアップですね!
今月より導入しているパンチパスも板についてきて、ボールゲームでも強くて早いロングパスを今まで以上に披露してくれる場面が多々ありました。
山なりのパスが少なくなってきました
また、コンタクトスキルではヒットする瞬間、ヒットした後の姿勢を重視しておりますが、さらにアカデミーでは次への動作を素早くすることをアカデミー生には意識してもらいたくて特に強調しております。
相手より早く強い姿勢で戦えるように!
以前も話しましたが、ラグビーは原則倒れている選手はプレーに参加できないので、とにかく素早く起きてプレーができる位置に戻ることが大切です。
たとえタックルを外されたとしても、素早く起きて次への動作を早くすることを繰り返せばチームにとって大きなエナジーになります。
そこから少しずつタックルの精度を高めていける練習を積んでいくのも自信に繋がると思います。
また、ボールゲームではトライが取れるチームとなかなかトライを取るのに苦労をするチームとの差を考えました。
いろいろ理由はあると思いますが、ボールを保持する時間が長いチームほどトライが取れる確率が上がると思います。
それは攻撃をしっかりと継続している証拠でもあります。
ディフェンスが淡白で簡単に抜けてしまうシーンも稀にありますが、概ねボールをいかに保持するかでトライを取る確率も変わってくると言えるでしょう。
そんな中、どうすればボールをもらえるのか?を聞いて見ました。
チームトークでいろんな意見を共有しています
みんなで答え合わせもします
予想した答えは「コミュニケーション、声を出す、ボールを呼ぶ」などボールをもらうために要求することでしたが、それ以外にもボールをもらう深さにいること(前にいたり倒れているとダメ)、パスの届く幅を調整することなどポジショニングに関する回答も多くありました。
どれも正解ですが、さらに付け加えるとボールをもらう意欲という内面的な部分が根本にあることが大切だと伝えました。
ボールをもらえなくても意欲があれば相手はマークします。
するとボールを持っている選手に新たなスペースを作る役割を担うことができて一つのプレーとして評価されます。
つまりラグビーはボールを持っていない選手もプレーヤーであり、ボールを持っていない時のプレーのスキルを磨くことが非常に大切だということです。
ボールを使わずスペースを探す、埋める練習のBOX鬼ごっこ
状況に応じた役割があることを瞬時に察知してプレーできる選手になって欲しいと願います。
それでは良い週末を!
本日、サポートしてくれたみなさん
いいチームワークですね!
本日の熊谷クラスの練習メニューです。
1 アクティブウォーミングアップ
→BOX鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2 SAQ
→ミラードリル
3 パンチパス
4 ミラーパスドリル
5 コンタクトスキル
→押しずもう
→抑え込み
→タックルテクニック
→オーバーテクニック
6 ボールゲーム&タカトレ
7 振り返りの時間
W.K.S.P
Takashi MIYAKE